2007.11.22
 北海道・十勝のFMラジオ局「FM WING 76.1MHz」は、「モウモウキャンペーン」と題して牛乳・乳製品の消費拡大を応援している。「牛乳を飲もう! 乳製品を食べよう!あなたが牛乳を飲み、乳製品を食べることで、十勝とあなたのカラダが元気になります。FM WINGは十勝の酪農とあなたの健康を応援します」とラジオを通して呼び掛けている。
 「FM WING 76.1MHz」のスタッフで、(株)おびひろ市民ラジオの佐藤裕さんは「昨年3月に起きた牛乳廃棄は、私たちにとっても衝撃的な出来事でした。ご承知の通り、十勝は酪農王国と呼ばれています。従って、酪農の動向は私たちの仕事や生活にも直接影響を与える重大な問題なのです。そこで、自分たちも何か協力できることはないだろうかと社内で声が上がり、地域の放送局として牛乳・乳製品を積極的に応援していこうと自然発生的に生まれたのがモウモウキャンペーンなのです」と力強い口調で語る。
 昨年度「FM WING 76.1MHz」が取り組んだ消費拡大イベントは3つ。1つは11月11日のチーズの日に開いた「とかちチーズ・A・Day広場」(北海道牛乳普及協会ほか実行委員会主催)。チーズやアイスクリーム作り体験、親子牛乳パック工作、トークショー(チーズを語ろう)など体験型イベントを通してチーズの魅力や知識などを伝えた。また、1月下旬の「おびひろ氷祭り」の開催期間に合せて、JR帯広駅構内で「ホットミルクでほっキャンペーン」(ミルクランドとかち推進会議主催)を実施。来場者にきなこや黒ゴマ、チョコレートなどを混ぜたホットミルクを無料提供して牛乳のおいしさや楽しさをアピールした。さらに、2月に行った牛乳・乳製品アイデア料理コンテスト「とかちミルミルクッキング」(ミルクランドとかち推進会議主催)では、十勝のおいしい牛乳・乳製品と農畜産物を使った十勝ならではのオリジナルレシピを募集・発表した。
 「農業は十勝の基幹産業です。今後も地産地消的な活動にどんどん取り組んでいきたいと思います。例えば、酪農体験ツアーなども企画してみたいですね」と語る佐藤さんは「十勝の農業をもっと理解してもらい、十勝各地で行われている個々の農畜産物の消費拡大運動を一つに結び付けて大きな活動の輪に発展させていきたいですね。そして、十勝の人たちみんなで農業を盛り上げ、元気が出るような活動を行っていきたい。それが地域に根差したラジオ局としての使命でもあるし、モウモウキャンペーンの最終的な目標でもあります」と、十勝農業の明日を見詰めながら目を輝かせていた。
 
2007.9.10
 今年4月末に改築リニューアルし、グランドオープンした地下4階・地上38階建ての「新丸ビル」は、生まれ変わった東京駅前丸の内のビジネス街のランドタワー。オフィスゾーンと約150店舗の商業ゾーンなどからなる複合ビルで、並んで位置する「丸ビル」とともに、景観的にも機能的にも“丸の内の顔”である。
 このビルの地下1階に、北海道・町村農場が、同農場の乳製品アンテナショップを道外としては初めて出店し大人気だ。
 牛乳、バターやチーズ、ソフトクリームなどの乳製品だけでなく、チーズケーキなどのスイーツも販売している。店内は牧場のレンガのイメージで統一され、イートインコーナーで食べることもできる。
 町村農場は大正6年、アメリカで酪農を学んできた町村敬貴が、現在の石狩市に牧場を開いたのが始まり。その後、昭和の初めに江別市に移転。薄い表土の下は煉瓦の原料にもなる堅い埴土を、暗渠排水や酸性矯正などの努力で、アルファルファの育つ土地に改良した。
 「土づくり・草づくり・牛づくり」を基本に、ブリーダー牧場として、多くの種雄牛・種雌牛を輩出。昭和45年には、第4回全日本ホルスタイン共進会名誉賞を受賞したロベス アイデアル コーンフラワー号が国産牛初のエクセレントを獲得し、また全国から多くの酪農実習生を受け入れ、日本の酪農の発展に大きく貢献してきたことは、あまりにも有名な話だ。
 一方で、徐々に生乳生産に牧場経営の重点を移し、乳牛頭数を増やすとともに、昭和43年には市乳事業を開設。同63年には授精事業も廃止し、一層市乳事業の充実を図ってきた。
 さらに平成4年、現在地に3度目の移転。フリーストール牛舎、メタンガスプラントなどを建設。乳製品もバター、市乳からヨーグルト、アイスクリーム、ソフトクリームの製造を始め、インターネットなどを通じて、全国に販路を拡大している。
 現在、移転後の牧場跡地は公園として、大きな邸宅、レンガのサイロ、バルーンフレームと呼ばれる屋根をもつ牛舎、バターを作った製酪室などが残され、歴史を示す資料の展示や、当時の農機具や製造器具が保存されている。
 歴史ある農場と、歴史あるビジネス街、ともに次の時代をつくろうとしている。
*町村農場ホームページ → http://machimura.co.jp/
 
2006.11.28

 シーンと静まり返った会議室、ピーンと張り詰めた空気、真剣な顔つきで席に着く教授陣。ここは酪農学園大学の最高意思決定機関である教授会の会場だ。大谷俊昭学長を議長に学内の教員たちが、明日の酪農産業と酪農学園大学の発展のためにさまざまな角度から議論を交える。そんな教授陣たちの一服の静養剤となっているのが机の上に置かれた1杯の牛乳だ。「熱くなった頭を冷やすために、疲れた体と心を癒すためにも最高の1杯」と大谷学長は目を細める。

 酪農学園大学ではこのほか、常任理事会や協議会でも理事や教員一人ひとりに牛乳が配られるが、学内のこうした会議などで活躍しているのが同大学で生産・製造される「健土健民牛乳」だ。昭和38年から学生・教員向けに製造・販売を開始、平成16年7月には牛乳本来の風味を残した製造法を開発してリニューアル、現在は300ml紙容器(乳脂肪分3.5%以上、無脂乳固形分8.5%以上)1パックあたり85円(税込み)で大学生協で販売している。

 一方、学生の間でも「牛乳消費拡大と酪農の未来のために活躍したい」というグループが現れ始めた。本年5月に結成したMOMO−CLUB(モーモークラブ)である。メンバーは同大学短期大学部1年生の有志5人で、全員が酪農後継者だ。学内カンパなどで資金を集め、さまざまなイベントで牛乳の無料配布を行うなど活発に活動している。
 このように、酪農学園大学では既に学生・教職員にすっかり溶け込んでいる牛乳の存在が光り輝いて見えた。

 
バックナンバー
2007.11.22
十勝のFMラジオ局が牛乳・乳製品の消費キャンペーンを発信
2007.9.10
東京駅前で町村農場のアンテナショップが大人気
2006.11.28
酪農学園大学
 
 
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